ゴミ屋敷と親の部屋、実家。これは病気?片づけ費用の相場はいくら?

親,ゴミ屋敷

スポンサードリンク

親の住んでいる部屋や実家がごみ屋敷になってしまった・・・という経験がある方は意外と多いです。
夫の実家がまさにそんな状態に陥りました。

高齢化した親の家がごみ屋敷になってしまったということは、よくある話でもありますが、家族はどうしたらいいものか途方に暮れてしまいますよね。

なぜ、親の部屋や家がごみ屋敷になってしまうのか、改善することはできるのかということと同時に、片付け費用の相場や情報について、みていきたいと思います。

どうして高齢の親の部屋、実家がごみ屋敷になってしまうのか

ゴミ屋敷は社会的な問題ともなっています。

高齢者に限らず若い人でも部屋が汚い、ということはありますよね。
ゴミ屋敷化してしまうまでには様々な要因が考えられます。

「もったいなくて捨てられない」

高齢者の世代というと戦前、戦後の方が多いと思います。
この世代は戦争や戦後日本が苦しい時を知っている世代でもあり、裕福な家庭以外の方が多かったと思います。

そのため「もったいない」という心理は身についています。
物を買うことはできても捨てる、ということができないわけです。
もちろん、物を買ったら、丁寧に手入れをして長く使い続けることも当たり前と思っている世代でもあります。
使い捨てなんて、勿体なくて・・・という方も多いことでしょう。

そして、壊れたり汚れたりしても「修理すれば使えるようになるだろうから取っておこう」「また使うことがあるかもしれないから取っておこう」ということも多く、やがて部屋や家そのものがそういった物だらけになってしまうのです。

義実家の場合

夫の実家は、老々介護で夫婦二人で住んでいました。義父は60歳前後で脳梗塞にかかり、以降、徐々に、認知症症状が出るようになりました。
義母は元々買い物や通販が大好きで、片付けは苦手ではないけれど、とにかく買い物が好きな人でした。
つまり、「物が多い」家庭だったのです。

帽子なら何枚もあり、冷蔵庫も夫婦二人で住んでいるのに冷蔵庫の中にモノが整理できず3台もありました。
また2階建てでしたが、階段には荷物などが置いてあるのです。例えばティッシュなど。
義母はきれい好きではあったのですが、足を悪くしてからは、「手元に届くところにあらゆるものを置く」癖がついてしまったのではないかと思います。
何しろ結婚した時はすでに足が悪かったし、犬と猫を飼っていたので、エサもいたるところに置いてあったりしました。

夫が言うには、昔は綺麗好きで整理整頓もしていた、らしいのです。

確かに、介護のために我が家に引き取り同居した時に義母の部屋を用意しましたが、小さいちりとりと小さい箒を使って、よく掃除していましたし、衣服類も畳んでありました。
が、おそらく整理整頓は苦手だったのだと思います。

その義母も軽度のアルツハイマー型認知症を発症したころと同じ時期くらいに、義父の脳血管性認知症が悪化し始めました。
義父が汚すものがどんどん増えていき、義母は相当ストレスを抱えていたと思います。そのうち、義母は掃除をしなくなりました。
つまり、気力の低下です。
老夫婦二人だけの生活で、夫が認知症となれば、孤独感が毎日押し寄せてくるでしょう。
そのさみしさを通販での買い物で紛らわせていたのかな・・・と今となっては思います。
もちろん、そんな状態では買い物にもしょっちゅう行くことができないので、ますます通販での購入頻度は増えていったのだと思います。

結果、セルフネグレクトしていってしまいました。
関連リンク老々介護の末、セルフネグレクトしていく高齢者。見守りサービスを利用すべきは一人暮らしだけではない。

綺麗な部屋も汚い部屋も過ごしてしまうと慣れてしまう

綺麗好きな人はきれいな部屋が当然ですよね。
しかし、ゴミ屋敷になってしまう人も同じで、毎日その部屋、その家で過ごしているため、物が散乱していようが、積み上がっていようが気にならなくなっていくのです。
人に「片づけなよ」と言われるまで、おかしいと感じない人がほとんどなのです。

ごみ屋敷にしてしまう人は病気なのか?治療方法はあるのか?

家や部屋がごみ屋敷になってしまう人の中には、ただ単に「性格的」なものによる人もいます。
掃除や片付けは苦手、というか嫌い!という人もいますよね。

ただ、そういう人の中には「掃除や片づけが嫌いだから汚さないようにしている」という人もいます。

しかし、そうではなく精神的な病気が関係している場合もあり、高齢者の方の場合には、セルフネグレクトが大きく関係している、と考えられます。
うつ病、統合失調症、認知症などになると、部屋を清潔にしなければ、という気力がわかなくなることも多々あります。
自分でも片づけなければと思っているのに気力がわかないため、生活環境が低下し改善できない自分を責めるようになると、さらに悪循環になってしまいます。

久しぶりに帰った実家が汚い、臭い、といった場合には、高齢の親御さんを責めるのではなく、一緒に片づけてみたり、「親孝行させてよ」と言いながら掃除してあげるとよいですね。

ごみ屋敷になってしまった親の家を片付ける時に業者の相場はいくら?

ゴミ屋敷になってしまうと、素人では片付けはひじょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに大変です。

義実家のゴミを私と夫で生ごみだけでも片しましたが、それでも大きな指定ゴミ袋に30袋以上ありました。
生ごみの何がつらいって、ニオイ、ヌルヌルとした感触、汚水が出ることです。
この作業を二人でした時に、「これは、、、自分たちだけでは無理だ・・・」ということを実感しました。

夫の実家は誰も住んでいない状態となるため、放置しておいて放火されたりすれば大変なことになりますし、ゴミ屋敷をそのままにしていたら異臭騒ぎが起こることも予測できます。
さらに、売ろうとしても、ゴミ屋敷を放置していると床や畳は使えなくなります・・・。(使えなくなりました)

だから、あまりにもひどい状態や量が多い場合には業者に依頼して徹底的に片づけるべきです。

自分たちがやろうとしてもこれだけ大変なので、業者に依頼すればそれなりの費用は掛かってしまいます。
部屋の数とゴミの量で左右されますが、数万円から最大60万程度はかかるとされています。

費用にも差がありますが、片付け業者を依頼する場合には見積もりをきっちり行い、打ち合わせを行うようにしましょう。
おおよそ、ワンルームマンション程度で5万から10万円、2部屋で10万~、6部屋で25万以上と言われています。
ごみ量は、1トントラック1台分で10~15万、2トントラック1台分で20万~30万程度かかると言われています。

さらに、冷蔵庫やテレビなどを捨てる場合には料金が別途発生します。

時間にすると半日から1日で片づけは完了します。業者に頼むほうが絶対的に楽です!

実は、我が家は夫と私の二人で生ごみだけでもと行い、結果、これ以上は無理・・・と白旗を挙げました。ちょっとした知り合いに「なんでも屋さん」がいたので、そちらの方に3万円程度で行ってもらいましたが、3万円じゃあ、損だろうな。。。と思いました。

使っていないベッドやタンス、ピアノ、冷蔵庫などすべて持っていき、中のゴミもすべて仕分けして捨ててくれましたが、1日では終わらず、2,3日かかりましたし、トラックも何往復もゴミ捨ての為に移動したそうです。
あれは3万円でやってもらうのは悪い気がしましたね・・・。

業者さんだと、ここまで安くはできないとは思いますが、実家がごみ屋敷になりそう・・・と感じたら、まずは、親と話し合うことが大切。
その時には責めるような口調ではなく、諭すように話しましょう。

  • 家を少しお掃除しようか?
  • 気力がなかなかわかないなら、業者さんに頼んでみようか?
  • 大切なものを分けてみない?

など、親の気持ちに寄り添いながら、片付けを始めるのがポイントです。

どうしても自分たちじゃ、もう無理・・・という場合には業者さんに見積もりだけでも取ってもらいましょう。
逆に、これだけかかるなら、自分たちである程度はしようと思うかもしれませんし、思ったよりも安く済むかもしれません。

片付け業者がわからない、見積もりを何社も取るのが手間・・という場合には一括見積をしてくれるエコノバを利用すると便利ですよ。
最大5社、一括見積できるので、すぐに費用を比較することができます。

関連リンクお片付け業者を一括比較!不用品お片付け見積もり.com

ゴミ屋敷と親の部屋、実家。これは病気?片づけ費用の相場はいくら? まとめ

親の家を片付ける場合には、親は嫌がる傾向があります。
どれも必要なものだから!とかたくなな姿勢を見せるかもしれません。なのでいきなり全部を片付けるというのではなく、あなたが近くに住んでいるなら、徐々に玄関や廊下といったところから片付けましょう。

親ができるだけ納得できるような状態にしてから、片付け業者さんは呼んだほうがいいかもしれませんね。

物を捨てるのがイヤだという気持ちもあるでしょうし、子供から家が汚いと指摘されプライドが傷つく場合もあります。
高齢になればなるほど、頑固になる人も多いので、親のプライドを傷つけず、気持ちを尊重し、親の気持ちに寄り添いながら家の片付けをしてみてください。

何度も、ゴミ屋敷を繰り返してしまうような場合には、見守りサービスの導入を考え始めたほうがいいかもしれません。

関連リンク1人暮らしの親を見守る高齢者見守りサービス比較

スポンサードリンク