手軽にできる離れて暮らす親に【カメラを使わない】安否確認・見守りグッズ・サービス

手軽にできる離れて暮らす親の見守りサービス

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一人暮らしの高齢者は、今の日本には650万人以上いる、という調査報告があります。

日本では、2035年には3人に1人が高齢者となり、一人暮らしの高齢者の割合が4割近くになることが予測されています。
それに伴い、離れて暮らす家族に対する見守りサービスや見守り家電などの見守りグッズの開発が多くの企業で開発され続けています。

「離れて一人で暮らす親を思うと心配でたまらない。何かあったらどうしよう」

そんな不安を抱えている方も多いことでしょう。

そんな時に、活躍するのが見守りサービスです。
離れて暮らす親の一人暮らしを安心して見守ることのできるサービスについてご紹介します。

カメラを使わない見守りサービス

高齢の親の一人暮らしの孤独死や安否確認は家族だけではなく、社会問題としても日本の課題となっていることは、日ごろのニュースを見ていてもわかります。
離れて暮らす親の見守りサービスはセキュリティ会社だけではなく、宅配業者などにも広がり、定期訪問サービスも行われるようになりました。
また、都心部以外の地域では、親の近くに住むことで家賃の割引が行われる「近居」の支援策もあるようです。

遠隔カメラなどで見守りという方法は意外と、「監視されている気がしてイヤだ」「監視されるのは抵抗がある」という意見が多いのです。

カメラを使わなくてもできる安否確認・見守りグッズをご紹介します。

親が高齢で一人暮らしをしている、両親が高齢で離れて暮らしている、という方に、活用のヒントとなれば、と思います。

消費電力で安否確認 「見守りコンセントWiFi-Plug」

消費電力で安否確認 「見守りコンセントWiFi-Plug」
プライバシーの確保や設置の面倒さなどから、見守りサービスに踏み切れないという家庭は少なくありません。
株式会社パワーエレックが販売している「WiFi-Plug」は、テレビの消費電力を使い高齢者を見守るシステムです。

使い方は高齢の家族の家のコンセントに「見守りコンセントWiFi-Plug」を差し込み、その上から家電のプラグを差し込むだけ。
家電の消費電力を24時間連続でモニタリング。
長時間のONやOFFなど「不自然だな」と思われる電気の使用パターンを検知すると、家族にプッシュ通知とメールで知らせます。

消費電力の使用グラフによる見守りなので、プライバシーに配慮しながら安否確認を実現できます。
収集データは最大2年分がクラウドサーバーに保存され、消費電力から生活パターンの分析をすることもできます。

電気火災や家電事故対策として大量の電力(1200w/h)を連続で使用した場合にも、プッシュ通知とメールで家族に知らせ、外出先からスマホアプリで家電を遠隔OFFすることもできます。

見守り通知の受信先は最大6件まで登録することができます。

WiFi-Plugは接続や設定も簡単

WiFi-Plugは接続や設定も簡単

設置工事は必要ありません。
「WiFi-Plug」を購入し、市販のWPS対応の無線ルータを使えばすぐに導入できます。

無線規格はIEEE 80.11bgn、外形寸法は58.9×94.5×37.9mm。本体価格は8,880円、月額利用料は360円(いずれも税別)。

まずは「WiFi-Plug」を購入(Amazonでの購入価格は6,800円)
 ↓
市販のWiFiルーターにWPSで接続
 ↓
サイト上のマイページから会員登録
 ↓
アプリをダウンロード(無料)

使用量は月額360円。国内においては最安値の見守りサービスです。

大量の電力を連続使用した場合に家族に知らせ、遠隔操作をすることができるため、電気火災から親を守ることもできる仕組みでもあります。

WiFi-Plugについての詳細はHPをご覧ください。
>>株式会社パワーエレック 見守りコンセントWiFi-Plug

コーヒーを入れるだけで安否確認ができるネスレ日本 ネスカフェコネクト

コーヒーを入れるだけで安否確認ができるネスレ日本 ネスカフェコネクト
ネスレ日本では、高齢者の家庭にコーヒーマシンを無料で設置。
コーヒーを入れるだけではなく、見守り機能も担うのがこのサービス。

タブレットが無料通信アプリの「LINE(ライン)」につながっていて、コーヒーを入れると、離れて暮らす家族のスマホに通知が届くようになっているのです。
高齢者の方がスマホを持っていなくても、バリスタがあれば、離れて暮らす家族とつながることができるのです。

コーヒーを親が入れる⇒離れて暮らす家族のスマホに、いつも通りコーヒーを飲む生活をしている

ということがわかるのです。

コーヒーを入れるだけで安否確認ができるネスレ日本 ネスカフェコネクト
高齢の親の家には、バリスタマシンが無料提供され、ともに、タブレットが配布されます。
基本的な料金は月額500円で、コーヒーは飲んだ分だけの金額となります。

親がスマホを持っていなければ、このバリスタのタブレットで、メッセージを送ることもできますし、コーヒーの注文もタブレットから行うことができます。

離れて暮らす親が心配でも、毎日電話をかけるわけにもいきません。
コーヒーを飲むだけで家族間をつなげることができるサービスなので親の世代にとっても、垣根が低いものになります。

>>ネスカフェ公式ページ

関西電力が行う見守りサービス はぴeまもるくん

高齢者にとっても見守りサービスを子供側から設置してほしいという場合に、抵抗を覚える人は少なくないようです。
「見守り」=「監視」というイメージが大きいのでしょう。
そこに配慮し、高齢者の暮らしぶりを把握することのできるサービスを関西電力では2017年1月から開始しています。

スマートメーターから得られる電気使用状況から日々のリズムを確認。
異変をキャッチした場合に、離れて暮らす家族に通知を行う見守りサービスです。
契約者は無料で利用できることもポイントでしょう。

関西電力 見守りサービス

電力使用量だけではなく、冷蔵庫の開閉履歴を利用した見守りサービスも提供。
通信機能付きの電子玩具「Fridgeezoo WiZフリッジィズーウィズforフォー はぴeみる電」を冷蔵庫内に設置することで、冷蔵庫の開閉をキャッチします。
この履歴情報はスマホに蓄積され、12時間冷蔵庫の開閉が行われない、などといった特定の条件を満たすと、離れて暮らす家族に通知されるサービスになっています。

冷蔵庫内に設置する器具は購入する必要がありますが、トイレの開閉で見守るサービスもあるように、日常生活の異変をキャッチできる見守りサービスは今後も増えていくでしょう。
このサービスに関しては、まず1月27~2月27日までに500人の参加モニターを募集し、検証が行われます。
その後3月3日から一般向けの利用受付が開始されることになっています。

>>はぴeまもるくん

NTTドコモ クマのぬいぐるみ型ロボット ここくま

NTTドコモが家族のコミュニケーションを活性化するためのぬいぐるみを導入しました。

これはNTTドコモが中心となり、イワヤ株式会社、テックファーム株式会社、株式会社こころみ、BCC株式会社、株式会社フュートレック、HOYA株式会社なども加わる「家族ツナグPROJECT」によるものです。

仕事が忙しくて、なかなか親に電話をかけることができないという子供側の事情と気持ち、字が見にくいし、覚えるのが大変、指が動かしにくくなってきてメールを打つのもしんどいという親側の気持ちを解消するのが、コミュニケーションロボット「ここくま」です。

コミュニケーションロボット「ここくま」とは
「ここくま」は、離れて暮らす家族と音声メッセージで連絡が取れ、人感センサーの反応で天気や 季節の話題などを話しかけるクマのぬいぐるみ型コミュニケーションロボット。

株式会社NTTドコモ、イワヤ株式会社、バイテックグローバルエレクトロニクス株式会社、およびMOOREdoll Inc.の共同開発され、2017年1月25日の発売以来、話しかける会話シナリオは内蔵のLTEモジュールを通じて日々追加されてきている。

このプロポーションビデオを見て、気が付いたら、私は泣いていました。
親のさみしい気持ちが、心にきちゃったのかもしれません。

ここくまには音声認識機能と発話機能があり、一人暮らしの高齢の親や、両親の家に置いておくと話し相手になってくれます。
その利用履歴は、離れて暮らす子供世帯に届くようになており、親が元気に過ごしているかどうか、がわかります。
また、子供世帯の電話からメッセージを留守番電話のように吹き込むこともでき、高齢者の家でここくまによって再生することができます。
高齢者の家から子供の電話などに音声メッセージを送ることもできます。

電話番号をメールなど細かい番号を押す作業を必要とせず、ここくまの肉球部分を押して話すだけなので、高齢の親でも簡単に使うことができます。

【左手】 … 左手にある「録音ボタン」を押して話しかけると、離れて暮らす家族のスマホ等にメッセージを送ることができます。

【右手】 … 右手の「再生ボタン」を押すと、離れて暮らす家族からのメッセージを聞くことができます。

【左足】 … 左足の「おはなしボタン」を押すと、天気や季節のことなどいろいろなことについてお話しできます。

【右足】 … 音量を調節できるボタンになっています。

>>コミュニケーションパートナー ここくま

象印マホービン みまもりほっとライン

象印マホービンでは2001年に電気ポットサービス「みまもりホットライン」を事業化しています。
見守りサービスの先駆けでもあるでしょう。

その見守りを行うのが象印マホービンの「i-PoT(アイポット)」です。
長く愛され続けている商品で最初のモデルからすでに14年以上の実績のあるポット。
このi-potを活用したのが「みまもりほっとライン」です。

象印マホービン みまもりほっとライン

ドコモの電波を利用した通信機能が内臓している湯沸かし電気ポットで、一日の利用状況などをウェブサイトから確認することができ、データも一週間記録されます。
30分単位で情報の更新が行われ、設定することで離れて暮らす子供世帯が報告を受けとることも可能です。
「あれ?なんだかポットを使う回数が減ってるけど、大丈夫なのかしら」
という気づきにも大きく役立ちます。

お茶を飲む習慣がない親や、電気ポットを使ってきた経験がないとあまり馴染まずに使われないままになってしまうかもしれませんので、電気ポットを日常的に使っている親の方にオススメのサービスでしょう。

一ヶ月の無料おためしもあるので、自分で使ってみて検討するのも良さそうです。
「みまもりほっとライン」のサービス料金は、開始時に5,000円(税別)、それ以降は毎月3,000円(税別)の月極契約となっています。
この費用には、i-PoTのレンタル料金や、通信費など一切を含んでいます。

>>象印みまもりほっとライン

日本郵便による見守りサービス

日本郵便ならではと思える見守りサービスが開始されています。

それが日本郵便のみまもり訪問サービスです。
月に1回30分程度、高齢者の家を郵便局員が訪問し、体調はどうか、食事は規則的に摂れているか、などを訪問の際に質問します。
この質問事項は全部で10種類。うち7つは決まった質問(睡眠や体調など)で、残りの3種類については「他者との交流」など複数の選択肢から家族が高齢者の親の生活状況に合わせて決める、というもの。

訪問した郵便局の社員が聞き取った情報をタブレット端末に入力すると、離れて暮らす家族にメールで送信されます。
こちらのサービスは月額で2500円(税別)となっています。

日本郵便による見守りサービス

また、電話で体調を確認するみまもりでんわサービスも行っており、高齢者の電話番号を登録しておけば希望した時間に毎日電話がかかるようになっています。
自動音声による「体調はどう?」という質問に対して、高齢者は「良い」「普通」「悪い」の回答を数字ボタンで入力。
その結果が離れて暮らす家族に報告されます。
こちらのサービスは月額、固定電話にかける場合には980円、携帯電話だと1180円となっています。

日本郵便による見守りサービス

どちらか一方に加入することで、オプションとして警備会社の駆け付けサービス(セコムやALSOC)に登録することができます。
急に体調が悪くなったなどの緊急時には警備会社から高齢者本人、または家族が警備員を呼ぶことができます。
こちらのサービスが緊急時にボタンを押して警備員を呼ぶことができるサービスは月額1800円~3100円となります。

>>日本郵便みまもりサービス

家電などでの見守りは電波状況や親の性格と合わせて選ぶことがポイント

離れて暮らす親の見守りを家電などで行う場合には、電波状況が大きく関係してきます。
例えば、山間部などではスマホや携帯などの電波が弱いということがあります。

ネットにつなげれば問題はないので、携帯電話の電波が悪いという場合には、インターネットの回線を引くことで利用することができます。
ネット回線も、山間部などでも引くことができるように、近年では技術の進歩もたくましいので、検討する際には、周辺の自治体などに問い合わせてみましょう。

見守り家電であれば、親の拒否も少ない

いきなり、警備会社の見守りサービスを使おう!と親のほうに相談しても、「監視されてるみたいでイヤ」などの拒否をしめす方も少なくありません。
年を取ると、新しいことに抵抗を感じてしまうのは仕方がないことです。

参考記事:見守りサービスをイヤがる高齢の親を説得するポイント

また、節約世代でもあるので、電気ポットを使ってない時にはすぐに電源を抜いてしまったり、コーヒーを飲むのにいちいち専用機器を使うのは面倒などということや、最初は珍しくて使っていても、生活に浸透しなければ、すぐに利用されなくなってしまうのも大きな懸念ポイントです。

また、異変の感知に対してすぐに駆け付けてくれるかどうか、も大きなポイントになってきます。

すぐに駆け付けてくれるサービスの利用を整える

記事内でも紹介した、郵便局の見守りサービスや電気会社、ガス会社によって使用の変化により異変を感知するサービスなど、高齢者宅の見守りサービスはいろいろなものがあります。

しかし、ポイントとして押さえておきたいのが「いざというときの対処ができるかどうか」ということです。
状況によっては、一刻を争うこともあり、その一刻はいつ、どんな時にやってくるのかわかりません。
同居していてもわからないこともあるほどなので、離れて暮らす一人暮らしの親や、両親の場合には異変を感知するだけではなく、駆け付けることのできる体制を整えておくことが大切です。

すぐに駆け付け、速やかに対応をしてくれ、かつ気兼ねなく夜中でも来てもらうことができる点から、警備会社の見守りサービスはベストです。

セキュリティ会社のイメージは高いんじゃないの?というものかと思いますが、持ち歩きのボタンタイプであれば月額900円から、高齢者専用のプランで月額3000円以下から導入することができるので、見守りサービスの利用を考える時には参考にしてみてください。

 

まとめ

一人で暮らす親が高齢になると、様々な問題が徐々に起こるようになります。
常日頃から顔を合わせていれば、その日の健康状態や食事の量などもわかりますが、離れて暮らせば暮らすほど、親の状況は見えにくくなるものです。

見守りまではまだいかないけれど、親の様子は気になる。
もっと年を取った時のことを考えて、見守りサービスをまずは簡単なものから始めてみたい。という際に家電による見守りサービスはとても良いものです。

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